暑さと静けさの中で思うこと
5月になると毎年必ず数日だけ真夏日になる日がある。
日本で一番暑いところと言っても過言ではない場所で育った自分は
この5月の異常気象がやってくる度に今年もか、、、とゲンナリしつつも
今までの人生の夏に関わる思い出がリマインドされるのだ。
炎天下で高温のなか、小学校で被らされてたヘルメットが蒸し蒸しでどうしようもない状態での下校。
風のない廊下や教室のどうしようもない不快度指数MAXの中、身動きが取れない学校生活で閉塞感に苛まれる感覚。
プールの塩素臭。
草負けして全身蕁麻疹で気絶寸前状態になったこと。
母の実家にいた納屋の赤牛にたかるハエ。
連日の素麺。
早朝の強制ラジオ体操。
意味があると思えない夏休みの課題。
、、、幼少期の重い事ばかりがリマインドされるのはやはり、、、医学的に人間の記憶に残りやすいのは不快な記憶が優先されるから?!
大人になってから夏が好きになったのは、、、そういうことか。
藤の花にクマンバチが群がる今が愛おしい。
けど緊急非常事態の今、、、今年の夏はどおなることか?!
不快な夏でも構わない。どうか例年通りの夏であるように。。。